きしつ

きしつ
I
きしつ【器質】
組織細胞によって構成される器官の構造的・形状的な性質。 器官の機能的性質に対応する語。
II
きしつ【基質】
(1)酵素が作用する相手の物質。 アミラーゼに対するデンプンなど。 酵素基質。
(2)呼吸に使われる物質。 糖類や脂肪など。
(3)動物の結合組織の細胞間物質。
III
きしつ【気室】
往復ポンプのピストン行程部と吐き出し口の間にある室。 排出する液体の速度を均一にし, また連続的に流出する効果がある。 空気室。
IV
きしつ【気質】
(1)言動に表れる, その人の身に備わった性質。 気だて。 かたぎ。

「激しい~」

(2)中国で, 万物を構成する物質である気の集散運動によって形成される個体をいう語。 特に, 宋学では, 人間の肉体および肉体に固有の心理的・生理的素質のこと。
(3)〔心〕 人の性格の基礎をなす感情的反応の特徴。 遺伝的・生理的規定が強いとされる。 多血質・憂鬱質・胆汁質・粘液質の四分類のほか, 心理学・生理学などに基づく種々の分類がある。
V
きしつ【記室】
(1)中国で, 文筆, 記録をつかさどった官吏。
(2)手紙のあて名の下に添えて敬意を表す語。 {(1)}を通して差し上げる意。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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